白湯はいいのか

最近では、美容や健康の観点から飲まれることも多い「白湯」(さゆ)

なんとなく健康にいいとは知っていても、どのような効果があるのかは知らない方も多いのではないでしょうか。

白湯の基本知識効果についてお話したいと思います。

手軽に取り入れることができる健康法なので、ぜひ参考にしてみてください!

白湯とは何?

そもそも白湯とは一体何なのでしょうか。

答えは「水を一度沸騰させたお湯」のこと。


水以外の物はなにも入れず、水を沸騰させただけのお湯のことを白湯といいます。

白湯の読み方は「さゆ」もしくは「しらゆ」と読むのが一般的。

中国料理にも同じ漢字の「白湯(パイタン)」というスープ料理がありますが、まったくの別物です。

白湯とお湯の違いとは?

一度沸騰しているかどうかです。

皆さんも疑問に感じたことはあるかもしれませんが、白湯とお湯はいったい何が違うのでしょうか。

諸説(しょせつ)ありますが、白湯とお湯の違いは「沸騰しているかどうか」です。


白湯沸騰したお湯を冷ましたもの
お湯水を40度以上に加熱したもの

白湯は水を沸騰させたものですが、お湯は「水を40℃以上に温めたもの」を指します。

つまり、40℃以上に温めた水の総称を「お湯」と呼び、そのなかでも一度沸騰させたものを「白湯」と呼ぶわけです。


お湯は必ずしも沸騰させる必要はないため、水道水などを使う場合は不純物が含まれたままです。


一方で白湯は沸騰させることで、残留塩素やトリハロメタンなどの有害物質が取り除かれていることが条件です。

日本の水道水は綺麗ですが水道水をそのまま飲む危険性があることも事実です。

白湯の正しい作り方は?

煮沸または電子レンジでも大丈夫です。


前述のとおり、白湯は「水道水」を使うか「純水(ピュアウォーター)」「市販のミネラルウォーター」を使うかで作り方が違います。

・水道水を使う場合
水道水を使う場合は一度沸騰させてから冷まします。

・浄水や純水などを使う場合
浄水や純水、市販のミネラルウォーターを使う場合は残留塩素やトリハロメタンが含まれていないため、電子レンジやケトルで温めるだけでも大丈夫です。


>白湯はなぜ沸騰させる必要があるの?

 昔は水道水でしか作れなかったから。


一度沸騰させる理由は「水道水で白湯を作るから」です。

現代のようにペットボトルの水や、ウォーターサーバーなどがない時代から白湯は健康法として取り入れられてきました。


しかし、水道水には残留塩素やトリハロメタンなどの物質が含まれています。


この残留塩素やトリハロメタンを除去するためには、水道水を10分~15分程度沸騰させ続ける必要があるのです。


他にも沸騰させることで残留塩素によるカルキ臭がなくなり、口当たりがまろやかになるという効果もあります。

そういった理由から白湯は一度沸騰させた水のことを指すようになったのです。

>水道水以外なら沸騰させなくても大丈夫?

はい。沸騰しなくても大丈夫です。


白湯を作るときに水を10~15分も沸騰させ続ける必要があるのは、水道水を使用しているからです。


つまり水道水ではなく、市販の水やウォーターサーバーの場合は残留塩素やトリハロメタンを含む心配がないため沸騰させなくても大丈夫です。


白湯の効果は、内臓を温めることによる基礎代謝の向上にあるので、沸騰していないミネラルウォーターでも問題はありません。

自宅にウォーターサーバーがある方は、そのお湯を適温に調整して飲むことで同じ効果が期待できるのでおすすめです。

>白湯の最適な温度は? 


白湯の温度は50℃前後が最適です。

白湯は水を一度沸騰させますが、飲むときはぬるくなり過ぎなければ問題ありません。

温度は「50~60℃前後」まで冷まして飲むのが最適です。

ぬる過ぎると効果が半減し、暑すぎると火傷の危険性があるので注意が必要です。

自分の好みに合った温度に調整して飲むようにしましょう。

>効果とは

健康に良いとされる白湯ですが、どのような効果があるのでしょうか。

白湯には次のような効果が期待できるとされています。

  • 消化を助ける
  • 便秘の解消
  • 基礎代謝が上がる
  • デトックス効果
  • 美肌効果

効果1.消化を助ける

白湯を飲むことで、胃腸全体が温まり活性化することで消化力が高まります。

消化力が高まることで、食べたものがきちんとエネルギーに変換されるため健康的な体になっていきます。

逆に、消化力が弱まると胃腸に老廃物が溜まり、便秘や肌荒れの原因になってしまうので注意が必要です。


効果2.便秘の解消

上記でもお伝えした通り、白湯を飲むことで胃腸全体が温まり活性化します。

胃腸が活性化することで消化促進につながり、老廃物の排泄がスムーズになり便秘の解消につながります。


効果3.基礎代謝が上がる

基礎代謝とは、身体をまったく動かさなくても生命を維持するために消費されるエネルギーのことです。

この基礎代謝は内蔵の温度が1℃上がることで約10~12%上がるとされています。

白湯を飲むことで内臓が温まるので基礎代謝が上がります。

その結果、血液のめぐりが良くなり冷え性の改善や脂肪燃焼によるダイエット効果も期待できます。


効果4.デトックス効果

身体が温まるとリンパの流れや血流が良くなり、身体に溜まっている老廃物や余分な水分を排泄してくれます。

これにより血液がさらさらになったり、むくみの改善につながりデトックス効果が期待できます。


効果5.美肌効果

「腸がキレイな人=肌がキレイな人」と聞いたことはないでしょうか。

消化不良など胃腸のトラブルが、肌の健康にも大きく影響してきます。

白湯は腸内の毒素を浄化・排出を促してくれるので、腸内環境が改善され美肌効果が期待できます。

血行が改善され肌全体に栄養素が取り込まれるため、キメの細かいキレイな肌に近づくかもしれませんね。

白湯を飲むのは「起床時と就寝前の2回」が理想です。

起床時にコップ1杯の白湯を飲む

起床時は50℃前後の白湯をコップ1杯(200ml)飲むのが一番効果的と言われています。

白湯は10~20分くらいかけてゆっくりと飲むのがポイント。

寝起きに温かい白湯を飲むことで、体温があがり血行が良くなります。

また、眠っていた胃腸が刺激され活動モードになるので朝食の栄養をしっかりと消化・吸収することができます。

就寝前にもコップ1杯の白湯が理想的

夜寝る前に白湯を飲むことで体が温まり、副交感神経が優勢になります。

副交感神経が優勢になることで、心身のリラックス効果が期待できます。

また、内臓が温まり血行が良くなるので冷え性改善になり寝つきが良くなる効果にも期待です。

寝る30分以上前にじっくりと時間をかけてコップ1杯の白湯を飲むのがおすすめです。

特に今まで白湯を飲む習慣がなかった人は以下のことに気を付けましょう。

むくみの原因になる場合がある

水分の摂り過ぎはむくみの原因になります。

白湯は冷たい水よりも吸収が良いため、大量に飲み過ぎるとむくみの原因になってしまう可能性があります。

下痢になる場合もある

白湯を飲む習慣をつけることで胃腸が活性化し、老廃物も出やすくなるので下痢になってしまうことがあります。

しかし、この下痢は腸のデトックス効果の現れなので、内臓がリフレッシュしている証拠です。

腸がキレイになることで、肌の調子も良くなりキレイになります。

寝る30分以上前に飲んでおく

寝る直前に白湯を飲むと、寝ている間にトイレに行きたくなってしまいます。

そのため、夜中に目が覚めないように寝る30分前までに飲んでおくことがおすすめです。

寝る前に飲み過ぎてしまうと寝不足の原因になってしまいます。

1日に飲む量は600~800mlを目安にする

私たちの身体が1日に必要とする水分量は約1.5~2Lです。

白湯として飲むのは600~800mlを目安にしましょう。

コップ1杯は150~200mlなので、1日に飲む回数は3~4回程度となります。

白湯を飲み過ぎてしまうと胃液が薄くなり消化不良や、むくみの原因になる場合があります。

一度でたくさん飲むのではなく、毎日適量を継続することに意味があるのです。

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